女性にとって”おりものトラブル”って正直不快ですよね。。。
婦人科に行こう!そう思うきっかけが「おりものトラブル」ということも多いと思います。
急に症状が出てきたり、どうしたら良いのか分からなくなってしまいますよね。

なんかかゆみもあるし、匂いも気になるし・・・

そんな時は”おりもの検査”を受けましょう!とても簡単に終わりますから、安心してくださいね!
・”おりもの検査”の内容が分かります
・お薬の使い方の概要も説明します
まずは問診から
医師は問診表と本人から「おりもの」の状態ついてお聞きします。
痒みや痛みの有無、色と性状(ネバネバ?チーズみたい?など)、おりものの多さなどをお聞きし病状確認します。
ここではご自身の表現で大丈夫!そのままをお伝えしたくださいね!
そして(わりと早めに)内診台へと案内になる事が多いです。
婦人科が初めての方はこちらをみてね!
婦人科で行われている”おりもの検査”とは【一般細菌検査】【クラミジア検査】
一般細菌検査とは?

内診台で検査はするんだよね?痛くないの?

大きい綿棒のような検査キットを使って膣内を拭うだけですので、痛みはほとんど無いから安心してね!

20cmほどの長さのあるお化け綿棒の様なものを使い、膣内の分泌物を拭います。
ちょっと違和感があるだけで痛みはほとんどありません。
検査で分かることは一般的に以下の項目です。
・カンジダ菌(いわゆる白癬菌、カビですね)
・溶連菌、ブドウ球菌、緑膿菌などの細菌類
・腸内細菌
・淋菌などの性病に関係のある菌
・その他食中毒にまつわる菌など
・トリコモナス症(トリコモナス原虫による感染が原因)
※性病に関係する検査は採血で分かるものもあります
カンジダ菌や細菌感染が明らかで医師の判断によっては、その場ですぐに【膣剤】を挿入してくれる所もあります。
検査結果はおおよそ1週間くらいで分かることがほとんどです。
※祝祭日や休診日によって前後あり
カンジダ症や細菌感染の治療法は?【膣剤】と【軟膏・クリーム】処方が基本
医師の判断に寄りますが明らかな症状があるときに、(検査結果が分かる前にも)【膣剤】や痒みなど症状がある場所に塗る【軟膏・クリーム】が処方されるケースがあります。

膣剤は大きさも2cmくらいで”ちょっと大きな錠剤”くらいです。場合によってはもっと”小さい”ものもあります。
信じられないかもしれませんが、誤って飲んでしまう人も!?いるんです。。。

飲み薬ではありませんので気をつけてくださいね。

膣錠の写真にもあったようにちょっと楕円の錠剤です。※ちょっと痛そうですね・・・
少し細い方を膣の入り口に当てて、指の第2関節くらいまでを膣内に入れて、錠剤を押し込む様に挿入するのがコツ。
膣内にお薬を広く効果を効かせるために、なるべく奥に挿入してみてね!
また、【軟膏】や【クリーム】が処方されることもあります。


軟膏やクリームは痒みなどの症状があるところに一日2~3回ほどるぬことが多いですが、医師や看護師の指示通りに塗ってくださいね!
もしもウォシュレット付きトイレがあれば、ビデ機能を使って陰部を洗い流し、お薬を塗布するのもOK!です。
【クラミジア】検査と治療法は?抗生剤の内服が主な治療法
クラミジア検査も膣内の分泌物を採取し検査機関へ提出します。


クラミジアの検査も細菌検査と似ているね

検査結果がでる期間も同じくらいが多いです
世界でも・日本でも・STDでも感染者数が一番多い
性感染症(STD)は、性行為の経験がある方であればだれでも感染する可能性のある病気です。クラミジアは感染率の高さと症状が出にくい事から知らず知らずのうちに感染してしまい、感染に気付かずに感染させてしまう病気です。
引用 株式会社 予防会
【クラミジア】検査結果も5~7日後に結果を聞きに来てくださいとお伝えしている病院やクリニックがほとんどです。
全ての検査にいえますが、検査結果は(少し早めに出ることもありますが)何度も患者様にお手数をおかけしない為に余裕をもってお伝えする所が多いと思います。

IT化が進んでくれば、検査結果はもっと早く分かるようになるかもですね♪
クラミジアになっても、多くの患者様は症状に気がつかないことが多いです。
普通は無症状で気付かない事がほとんどです。
引用 株式会社 予防会
おりもの少し量が増えた、外陰部軽いかゆみ、腫れ、排尿時排尿時に軽い痛み、セックスの時軽い痛みがある。
放置すると、症状の悪化・卵管炎・腹膜炎・子宮外妊娠・不妊症の原因になることもあります。また粘膜の炎症によりHIVをはじめ、他の性感染症(STD)への感染リスクも高まります。
治療方法としては【抗生物質】治療がメインです。
1回で服用する抗生剤を処方しますマクロライド系、テトラサイクリン系、ニューキノロン系の抗生物質を使用します。服用期間は薬の種類によって異なりますが、1週間程度で終わる場合がほとんどです。
引用 あおぞらクリニック
一回の内服で効果が持続する様な、抗生物質が処方されることが多いですね。
ある程度の強い抗生物質となるので、副作用として下痢をしてしまったり、胃が痛くなったりする人もいます。不安な方は、医師や看護師に相談してくださいね!

抗生物質のアレルギーのある人は必ず自己申告してくださいね!
まとめ

すぐに終わりそうだし、難しくは無いんだね♪

思うよりは簡単に終わってしまう検査だから、安心してね!
・おりもの検査は簡潔に終わることが多い
・【細菌検査】と【クラミジア検査】などが検査として行われる
・検査結果はおおよそ一週間くらいで出てくる
・内診台でお薬を入れてもらえることもある
・医師や看護師の指示にしたがって、容量・方法を守って治療にのぞむ
症状があっても、中々前向きに受診したいとは思わない婦人科。
症状が悪化してからの治療は、治るまでに困難になり繰り返してしまうこともあります。
短時間で終わる検査ですので、どうか気楽に検査を受けてくださいね!